気圧の変化は体調に影響します。体の外から受ける圧力が“気圧”、体の内側で発生しているのが“血圧”です。天候が変わるときは、まずこの気圧が変わります。体は常に同じ圧力で生きられるように作られています。気圧が変わると体にかかる圧力が変化しますので、変化した分を拮抗させるために体内の血圧で対処します。ですから人体は常に気圧を敏感に観察しています。気圧が下がればその分だけ血圧を上げて体の内外の圧力の均衡を保って、体の圧力を同じにしています。気候が変わる前に体調が崩れるのは、この血圧の変化がうまくいかないからです。うまくいかない理由の一つに、耳の中にある気圧を観察するセンサーが過敏に働いて勝手に血圧を変え始めてしまうというのがあります。気候の変化で体調を崩す人の大部分が、このセンサーの過敏さのようです。実は気圧の変化で体調を崩しやすい人は、「あ、これから調子が悪くなるな」という瞬間が判るようです。もしこの瞬間が判るようでしたら、「あ」って思った時に外に出て、両耳を指先で塞いで大きく10回ほど深呼吸をしてみてください。崩れ方が和らいだり長く続かなくなります。ただし外気温との温度差の対策をして、寒い時は一枚羽織るなどをして外に出てください。